大津市カーボンゼロシティ宣言~大津市環境基本計画(第3次)スタート~

企画提案者:大津市環境政策課

令和4年3月25日(金)、大津市は「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。

近年、気候変動による深刻な自然災害の発生を背景に、世界的にカーボンニュートラルへの動きが加速しています。大津市では、新たに策定した「大津市環境基本計画(第3次)」に基づき、「2050年カーボンニュートラルの実現」を見据え、2050年(令和32年)までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指し取組を推進します。

(注)ゼロカーボンシティとは 2050年(令和32年)にCO2を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが又は地方自治体として公表した地方自治体を指します。

大津市では既に「大津市環境基本計画(第3次)」において2030年には46%削減(2013年比)を定めていますが、さらに2050年には排出量を実質ゼロを目標として定めるものです。

これで、国、滋賀県とともに2050年ゼロカーボンを目指す方針を共有することになります。

 

 

 

 

【大津市環境基本計画(第3次】

大津市における環境施策を総合的かつ計画的に実施及び推進するため、2022年度から2030年度の9年間を計画期間とする「大津市環境基本計画(第3次)」を策定しました。本計画に基づき、大津市の良好な環境を保全しつつ、『環境人』の育成をこれまで以上に進め、地球温暖化や市域の環境保全のために、市民・事業者・行政の三者協働で取組を推進します。

 

大津市環境基本計画(第3次) (PDFファイル: 15.6MB)

【概要版】大津市環境基本計画(第3次)【概要版】 (PDFファイル: 1.7MB)

 

 

【目指す環境像】

『環境人(かんきょうびと)の輪で守る、育てる、繋げる湖都(こと)大津 ~持続可能な未来のために~』

 

この計画を実現するために「5つの基本目標」を具体的に定めています。

5つの基本目標とは次のとおりです。

『協働』:目指す姿・・・環境問題に関心がある人が多い

『生物多様性』:目指す姿・・・人と豊かな自然環境が共生できている

『循環』:目指す姿・・・ごみの発生が抑制され、資源が循環している

『脱炭素』:目指す姿・・・脱炭素に向け、温室効果ガス排出量が削減されている

『健全』:目指す姿・・・健康で快適に暮らすことができるまちである

そして、それぞれSDGsの17目標と関連づけています。