「びわ湖の日・世界湖沼の日」特別企画~日本各地の湖沼で、こんな取組があります「宍道湖・中海編」~






企画提案者:「びわ湖の日・世界湖沼の日」特別企画
(1)中海・宍道湖とは
中海・宍道湖は、中国山地を源とする1級河川斐伊川水系の下流域
※汽水湖:淡水と海水が混ざる湖
(地図は島根県HPから)
(2)中海及び宍道湖に係る湖沼水質保全計画
中海及び宍道湖は、湖沼水質保全特別措置法に基づく指定湖沼の指定を受け、平成元年以降、水質保全対策を総合的かつ計画的に進めてきました。国、関係市町、県民及び事業者などのご理解とご協力のもと、環境基準の達成と長期ビジョンの実現に向けて、各種対策を実施するため、令和6年度を初年度とする湖沼水質保全計画(第8期)(令和6年度~10年度)を策定しました。
※中海は、鳥取県と島根県にまたがっているため、両県で作成しています。
〇島根県HP;
中海・宍道湖に係る湖沼水質保全計画(第8期)
〇鳥取県HP:中海に係る湖沼水質保全計画
https://www.pref.tottori.lg.jp/20348.htm
(3)中海振興ビジョン(松江市HPから)
令和5年松江市によって策定されたビジョンで、「あなたにとって、中海ってどんな存在ですか」という呼びかけに始まり、「自然の豊かさを守る」「歴史と文化を継承する」「暮らしを楽しむ」「暮らしを見守る」「産業基盤を強くする」「パートナーシップを育む」、ワークショップで出た多彩な意見をSDGsの視点から整理しています。
「そうだ、出雲は神話にある国づくりのふるさとだ」と思い出させてくれる楽しいビジョンです。ぜひご覧ください。詳しくは、
https://www.city.matsue.lg.jp/material/files/group/3/nakaumivision.pdf
(4)外来種について(松江市のHPから)
「アカミミガメ」「アメリカザリガニ」「オオキンケイギク」「セアカゴケグモ」が紹介されています。詳しくは、
https://www.city.matsue.lg.jp/kurashi_tetsuzuki/gomi_kankyo_pet/eko_kankyohozen/2/5997.html
(5)ラムサール条約(環境省HPから)
ラムサール条約は、湿地が持つ生物多様性の重要性を認識し、湿地の保全と適正な利用を促進することを目的として、1971年に採択された国際的な枠組みです。
宍道湖と中海も2005年11月に登録されました。
宍道湖は、大規模マガン・スズガモ渡来地。中海は、大規模コハクチョウ・ホシハジロ・キンクロハジロ・スズガモ渡来地となっています。また宍道湖は、食用のヤマトシジミが多く生息することで知られ、その漁獲量は日本一である、と記載されています。詳しくは、
https://www.env.go.jp/nature/ramsar/conv/RamsarSites_in_Japan.html
(6)宍道湖水環境改善協議会の取り組み
「宍道湖だんだんプロジェクト」、水がだんだんきれいに、水辺がだんだん楽しく、宍道湖の恵みにだんだん。
https://www.shinjiko-dandan.jp/
協議会では、環境学習に力を入れています。
(7)認定NPO法人自然再生センターの取り組み
「未来につなげ、ふるさとの水辺」豊かで遊べる中海・宍道湖を取り戻すために活動しています。
取り組みの中から2つ紹介します。
オゴノリング大作戦=中海の恵み「オゴノリ」から生まれる循環を通じて、持続可能な社会のあり方をみつける。
「オゴノリング大作戦」事業 | 認定NPO法人自然再生センター
中海・宍道湖の食を広めよう会=「食」を通じて自然と地域を取り巻く現状・課題を語ることで、センター活動への広がり・共感が生まれています。
中海・宍道湖の食を広めよう会 | 認定NPO法人自然再生センター
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