生物多様性と環境・CSR研究会主催 オンラインセミナー『琵琶湖の 生きものと自然 ~変わったこと、変わらないこと~』を開催します
企画提案者:(一社)滋賀グリーン活動ネットワーク(SGN)
SGN生物多様性と環境・CSR研究会セミナーのご案内です。
2024年12月、国連総会において8月27日が「世界湖沼の日(裏面参照)」と定められ、2025年が記念すべき最初の年となりました。そんな今だからこそ、あらためて、琵琶湖の生きものや自然について学んでみませんか?
現在、琵琶湖の中ではどんなことが起きているのか、昔と今とで、琵琶湖はどう変わったのか、これから私たちは、どんな琵琶湖と向き合っていくのか――琵琶湖の専門家にお話を聞きながら、生物多様性の視点を中心に、一緒に考えていきましょう。琵琶湖や生物多様性に関心をお持ちの一般の方はもちろん、これから学びたいという、中小企業含む各担当者も大歓迎!!!
ぜひ気軽にご参加ください。
【日時】2026年2月10日(火)14:00-16:30
【場所】オンライン(Zoom利用)のみ
【定員】100名
【参加費】SGN会員・GPプラン滋賀登録事業者・学生:無料
一般参加:1,000円(2/6までにお振込みください)
【主催】SGN 生物多様性と環境・CSR研究会
【後援】滋賀県・滋賀県地球温暖化防止活動推進センター
【締切】2月6日(金)
【内容】
基調講演:
・ 『琵琶湖の生態系はどう変わったか- 企業と地域が支える生態系の未来 -』
滋賀県琵琶湖環境科学研究センター総括研究員 石川可奈子氏
・『サスティナブルツーリズムで三方よしは追求できるか~琵琶湖から世界への挑戦』
滋賀県立大学環境科学部客員教授 ILEC理事 山本 芳華氏
質疑応答・ディスカッション:
コーディネーター:京都産業大学 経営学部 教授 宮永健太郎(研究会メンバー/SGN運営委員)
パネリスト:石川可奈子氏・山本芳華氏・ 宇佐見剛氏・千々岩哲(SGN研究会メンバー)
【申込方法】
下記URLよりお申込みください
※一般の方は、申込後、2/6(金)までに 「参加費1000円」をお振込みください。
振込先: 滋賀銀行 県庁支店 普通506188
シャ)シガグリーンカツドウネットワーク
※チラシはこちらから
<講師紹介>
滋賀県琵琶湖環境科学研究センター総括研究員 石川 可奈子 (いしかわ かなこ) 氏
琵琶湖のほとりで育ち、小学生の頃から習っていたヨットを通して、琵琶湖が大好きになりました。しかし、当時(1970年代)の琵琶湖は赤潮が発生し、富栄養化と水質汚染が社会問題となっており、子供ながらに将来の水質に不安を感じていました。中学校での「琵琶湖学習」をきっかけに、琵琶湖について学び、琵琶湖の環境保全にかかわる仕事に就きたいと思うようになりました。大学では、水産学、環境微生物学、陸水学(湖沼生態学)を学び、現在の研究職に就いております。フィールド調査では、水中ロボット等の新しい湖沼観測技術を使って固有種、貴重種などのモニタリングを継続する傍ら、密かに未確認生物(UMA:Unidentified Mysterious Animal)を探索しています。
滋賀県立大学環境科学部客員教授 ILEC理事 山本芳華(やまもと よしか) 氏
サスティナブルツーリズムや持続可能な地域マネジメントをテーマに研究しています。「環境問題」という言葉がではじめた学生時代、富士山の高山植物の植生調査で温暖化による植生上昇を知り、当時の行政や産業界の理解不足に危機感を覚えました。以来、文理の枠を超え、次世代によりよい環境を引き継ぐため、経済だけでなく社会・文化からのアプローチも重要であることを実感しています。
ILECでは、エコツーリズムを切り口に、次世代とともに琵琶湖の未来を考えるプロジェクトを実施してきました。私は、観光という産業が、環境を守るだけでなく、今ある状況よりもっと良くすることすらできる可能性を持つと期待し、研究に取り組んでいます。
