「びわ湖の日・世界湖沼の日」特別企画~日本各地の湖沼の水産と地域の食文化(観光資源)を紹介します「琵琶湖編」~
企画提案者:「びわ湖の日・世界湖沼の日」特別企画
(1)琵琶湖とは
① 琵琶湖は、滋賀県にある日本最大の淡水湖。およそ400万年もの長い歴史をもつ日本最古の湖で、世界中で20ほど存在する古代湖のうちの一つです。
60種を超える固有種を誇るなど貴重な自然環境を有するとともに、近畿圏1450万人の生活や産業の発展に欠かすことができない国民的資産です。
② 琵琶湖の面積は約670km2。琵琶湖岸の延長は約235km。ただし、道路沿いに進めば約200kmで、自転車ではおおよそ1泊2日で一周できます。琵琶湖で一番深いところの深さは約104m。南北の長さは約60km、東西の最大幅は約20kmです。
水の量はおよそ275億トン。これは琵琶湖の水を利用する淀川流域の1450万人が1日に使う水の量の約11年分に相当します。
以上、(滋賀県HPから)
詳しくは、琵琶湖の概要|滋賀県ホームページ
③ 長い歴史と多様な環境をもつ琵琶湖は 生物相が豊かで、2,400種以上の生物が 生息している。固有種数も多く60種以上が知られ、魚類ではホンモロコ、ニゴロブナ、ビワコオオナマズ、ビワマスなど17 種、貝類ではセタシジミ、イケチョウガイなど約30種が固有種である。冬季には、ヒシクイ、コハクチョウなどのガン・カモ
類をはじめ10万羽以上が飛来し、全国的にも重要な渡り鳥の越冬地となっている。 また、留鳥の水鳥であるカイツブリは滋賀県の「県鳥」に選ばれている。
(環境省ラムサール条約湿地一覧から)
詳しくは、
(2)ラムサール条約湿地と世界湖沼会議
① ラムサール条約湿地
ラムサール条約湿地を指定するための国際的な基準の一つに、「定期的に2万羽以上の水鳥を支える湿地」という基準があり、琵琶湖はその基準を満たしていることから、平成5年(1993年)3月、琵琶湖がラムサール条約湿地となるよう国に申し入れを行いました。これを受けて、平成5年(1993年)6月10日、北海道釧路市で開催された「ラムサール条約第5回締約国会議」において琵琶湖の湿地登録認定証の交付を受け、日本国内で9番目のラムサール条約湿地となったのです。(滋賀県HPから)
② 世界湖沼会議
滋賀県は昭和59年(1984年)8月27日~31日に第1回世界湖沼会議を大津市で開催しました。以来、約2年に1度、世界13か国で延べ20回開催されています。
(滋賀県HPから)
詳しくは、
第1回世界湖沼会議の概要は次からご覧ください。
(公益財団法人国際湖沼環境委員会HP)
詳しくは、
③ 「世界湖沼の日」の制定
滋賀県にゆかりのある日(1984年に主催した第1回世界湖沼会議の開会日)、8月27日が、国連総会(2024年12月)において、「世界湖沼の日」として制定されました。 (滋賀県HPから)
詳しくは、
国連総会で 「世界湖沼の日(8月27日*)」が採択! ~*滋賀県で開催された第1回世界湖沼会議の開会日~|滋賀県ホームページ
④「湖沼水環境保全に関する自治体連携」の設立
滋賀県の呼びかけにより、5県(茨城県・長野県・滋賀県・鳥取県・島根県)を発起人とする「湖沼水環境保全に関する自治体連携」を設立し、会議2日目(2018年の第17回世界湖沼会議 (いばらき霞ヶ浦2018)」において知事共同記者発表を行いました。
今後は、自治体連携を通じて、湖沼の水質や生態系を含む水環境保全に関する取組をこれまで以上に強化します。(滋賀県HPから)
詳しくは、
(3)琵琶湖の水産資源
① 琵琶湖の固有種
琵琶湖は約400万年以上の歴史を持つ古代湖であり、多くの固有魚類を生み出しました。以下は代表的な固有種です。
・ビワコオオナマズ — 琵琶湖固有の大型ナマズ。世界的にも珍しい古代湖固有魚。
・ビワマス — 2025年6月、琵琶湖固有の新種として認定。
詳しくは、琵琶湖固有の新種としてビワマスに学名が付けられました | 摂南大学
・ホンモロコ — 琵琶湖固有のコイ科魚類。食文化でも重要。
・ニゴロブナ — フナ寿司の原料として知られる琵琶湖固有種。
・ゲンゴロウブナ — 琵琶湖固有のフナ類。
・イサザ — ハゼ科の固有種。
・スジシマドジョウ(琵琶湖型) — 琵琶湖流域に特化した固有型。
・セタシジミ ー 重要な琵琶湖の固有種。
琵琶湖は固有魚介類が日本最多であり、固有種の宝庫とされています。
その他にもウナギは江戸時代からの名産品とされており、「大津のうなぎ食文化」は文化庁の100年フードに認定されています。また琵琶湖産アユ(湖産アユ)も古くからの水産資源であり、全国の放流用稚アユの供給源としても重要です
文化庁100年フードは、こちらから、
② 琵琶湖の漁法
琵琶湖の主な漁法として、えり網(小型定置網)が有名ですが、他にも沖曳き網・貝曳き網などがあります。(滋賀県漁業協同組合連合会HP)
詳しくは、 琵琶湖の漁法/滋賀県漁連
(4)琵琶湖水産物の食文化
① 琵琶湖八珍とは
「琵琶湖八珍」は琵琶湖の特徴的な魚介類である、ビワマス、コアユ、ハス、ホンモロコ、二ゴロブナ、スジエビ、ゴリ、イサザの計8種で構成しています。平成25年末、滋賀県立安土城考古博物館が来場者への湖魚料理人気アンケートを基に供給量などを考慮して選定したものです。(滋賀県HP)
詳しくは、琵琶湖八珍WEBサイトの御案内|滋賀県ホームページ
(琵琶湖八珍の覚え方)
”ビワマス、コアユ、ハス、ホンモロコ、二ゴロブナ、スジエビ、ゴリ、イサザ”それぞれの頭文字をとって「ビワ・コ・ハ・ホン・ニ・ス・ゴ・イ(琵琶湖はほんにすごい!)」と覚えることができます。
また、琵琶湖八珍のHPがあります。(滋賀県農政水産部)
② 琵琶湖八珍マイスター制度について
「琵琶湖八珍」マイスターとは、「琵琶湖八珍」を素材として使用・活用されている事業者の中で特に、以下の取組にご協力いただき、琵琶湖八珍の普及・定着に協力していただける方です。以下の取組とは、次のサイトをご覧ください。
琵琶湖八珍マイスター制度について | 琵琶湖八珍-滋賀のおいしいコレクション
また、このサイトから琵琶湖八珍が食べられるお店の一覧を見ることができます。
③ 琵琶湖のおいしいコレクション(魚介編)
15種の魚介について、その詳しい説明から産地レポートやオススメレシピ・買い物ができるお店検索もあります。(滋賀県農政水産部)
(5)琵琶湖の発酵食文化(なれずし)について
① なれずしは、古来のすしの一つで、塩漬けした魚と米を漬け込み発酵させたものである。発酵が進むにつれて「馴れる、熟れる」ことから「なれずし」と呼ばれている。なれずしは魚を長期保存するための加工方法で、腐敗しやすい魚を発酵させて年間にわたって食べることができるようになり、優れた保存法である。滋賀県ではフナを始め、ウグイ、ハス、モロコ、アユ、ハイ、ビワマス、コイ、ドジョウなどがなれずしにされる。
「ふなずし」はその代表格で、五穀豊饒を祈る神社の祭礼に神撰として奉納されることが多い。「ふなずし」は琵琶湖でとれる子持ちのニゴロブナを使用することが多い。
平成10年(1998年)に滋賀県の無形民俗文化財の「滋賀の食文化財」として選択されている。(農林水産省HPから)
詳しくは、
② 近江の風土が育てた湖の食文化―「なれずし」
詳しくは、滋賀県文化財保護課HP
(6)琵琶湖博物館「琵琶湖の魚類図鑑」の刊行
琵琶湖周辺にすむ魚類85種をはじめとした生物の写真をオールカラーで、550点以上掲載 した初の本格的な魚類図鑑となります。(滋賀県HPから)
詳しくは、次からご覧ください。
(7)世界農業遺産「琵琶湖システム」について
1,000年以上にわたって続く、琵琶湖と共生してきた滋賀の農林水産業が「琵琶湖システム」として世界農業遺産に認定されました。世界に認められた「琵琶湖システム」の価値や魅力をお伝えします。
詳しくは、次からご覧になれます。
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