「びわ湖の日・世界湖沼の日」特別企画~日本各地の湖沼の水産と地域の食文化(観光資源)を紹介します「諏訪湖編」~

企画提案者:「びわ湖の日・世界湖沼の日」特別企画

 

(1)諏訪湖とは

① 諏訪湖は日本列島のほぼ中心に位置し、長野県で最も標高の高い盆地である諏訪盆地にたたえられた淡水湖です。全周16km、面積13k㎡の県内で一番大きな湖であり、岡谷市、諏訪市、下諏訪町の2市1町に接し、流域は7市町村に及びます。 諏訪湖を囲む山々に降った雨は、八ヶ岳及び蓼科等を水源とする上川、八ヶ岳南麓及び入笠山を水源とする宮川、霧ヶ峰等を水源とする砥川、鉢伏山を水源とする横河川など31の河川を通じて 諏訪湖に集められ、唯一の流出河川である天竜川が伊那谷を経て、中流域の山岳地帯、遠州平野を南流し、遠州灘に注がれています。(長野県諏訪地域振興局「諏訪湖創生ビジョンより」)

② 御神渡り(おみわたり)について、

諏訪湖が全面結氷した時、収縮と膨張の繰り返しにより氷が割れ、山脈のように連なる自然現象で、地元の八剱神社の認定を受け「御神渡り」と正式に呼ばれます。この御神渡りは諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへ通った道筋とも云われています。諏訪大社の信仰の対象でもあり、全国的に有名です。

近年、地球温暖化の影響からか、見られることが珍しくなりました。
前回の御神渡り出現は、2018(平成30)年です。(諏訪市HPから)

詳しくは、

諏訪湖御神渡り | 諏訪市観光ガイド|諏訪観光協会 公式サイト

 

(2)「湖沼水環境保全に関する自治体連携」の設立

① 第17回世界湖沼会議 (いばらき霞ヶ浦2018)」において、県(茨城県・長野県・滋賀県・鳥取県・島根県)を発起人とする「湖沼水環境保全に関する自治体連携」が設立されました。

② それを受けて長野県では、「諏訪湖流域の広域連携」と「県全域を対象とした水環境保全総合計画による市町村協働体制」の2つの取り組みがあります。ここでは諏訪湖を中心とする取り組みを紹介します。

➂ 諏訪湖では、国・県・流域6市町村・住民・事業者が一体となった協働体制が制度的に明確化され、計画的に運用されています。諏訪湖は「湖沼水質保全特別措置法」に基づく指定湖沼であり、県と流域市町村が共同で水質改善に取り組む法的枠組みが整備されています。

④ 諏訪湖水質保全計画(第8期:2022–2026)については、こちらからご覧になれます。

長野県HP詳しくは、諏訪湖水質保全計画/長野県

 

(3)諏訪湖の水産資源

① 長野県最大の湖で楽しむ“冬のアクティビティ”―「ワカサギの氷上釣り」。

次のサイト(長野県公式観光サイトGoNAGANO)からご覧になれます。諏訪湖を含め長野県内の8か所が選ばれています。

長野のわかさぎ釣りスポット8選。 氷上での穴釣りやドーム船、漁業情報なども合わせてご紹介 | GoNAGANO 長野県公式観光サイト

 

② 「諏訪湖の漁業とさかなたち」(諏訪湖クラブ冊子)から主な魚をご紹介します。

文章は抜粋しています。詳しくは 諏訪湖の漁業とさかなたち をご覧ください。

ダウンロードもできます。

ダウンロードするには、次を開いて、冊子の下のダウンロードフォームから

冊子「諏訪湖の漁業とさかなたち」 - 諏訪湖クラブ

〇ワカサギ(移入種)。諏訪湖を代表する魚です。ワカサギは、昭和45年(1970年)~昭和50年(1975年)には年間漁獲量が300トンを超えることがありました。その時期をピークに漁獲量は減少し、近年は約13トンと低迷しています。

ワカサギの加工品は諏訪地域の特産物の一つとなっていますが、ワカサギ釣りで諏訪湖を訪れる人はここ数年では年間約 1 万人となっていて、観光面での寄与も大きいのが特徴です。

諏訪湖のワカサギは体の⾧さが10cmほどの小さな魚です。水がきれいでなくても、水が冷たくても、海水でも淡水でも生きていける力を持っています。おいしい魚なので、日本中の湖やダムに放され、そこで育っています。 1910 年代に、雨宮育作という魚の研究者が、茨城県の霞ヶ浦にいたワカサギを、⾧野県の諏訪湖や、山中湖、芦ノ湖に移して育てました。そこから日本全国のたくさんの湖に広がっていきました。

ワカサギを「公魚」という漢字で書くわけは、むかし茨城県の麻生藩が、徳川将軍にワカサギを税として納めていたからです。これは「お上(将軍)のための魚」という意味でした。

○コイ(在来種)。コイは、とても大きな魚です。普通は60~70cmくらいですが、130cm以上になることもあります。コイはとても⾧生きで、ふつうは20年くらい生きます。中には80年以上も生きたコイもいるそうです。むかしから日本人に親しまれている魚で、石器時代の遺跡からコイの骨が見つかっています。日本の湖や川には、コイと同じなかまの魚がたくさん住んでいます。

⾧野県など、海から遠い地域では、コイはタンパク源として、大切な食べ物でした。地元の神社や寺院で行われる催事ではタイと並んでコイが使われています。

〇フナ(在来種)。諏訪湖には4種類のフナが住んでいます。キンブナ、ギンブナ、ゲンゴロウブナ、そしてナガブナです。ナガブナは、名前の通り細⾧い体をしていて、日本の中でも特に諏訪湖にたくさん住んでいます。

源五郎ブナは、フナの中で一番おいしい魚として知られています。もともと琵琶湖にすんでいた魚ですが、江戸時代に、高島藩の殿様が諏訪湖に持ってきました。他のフナとちがって、植物プランクトン食です。そのため、えらの形が他のフナとは違います。

○アマゴ(サケ科、在来種)。 アマゴは、きれいな山の小川に住む魚です。諏訪湖では「アメ」、伊那谷では「アメノウ オ」という名前で呼ばれています。

主に伊豆半島から四国までの太平洋側に住んで います。諏訪湖は、アマゴが住める一番北の場所(北限)なのです。

諏訪湖の水もきれいになってきたので、たくさん見られるようになりました。

 

その他にエビ類や貝類も生息しています。また、特定外来生物のブラックバスやブルーギルもいます。

 

(4)諏訪湖の伝統的漁法

沖曳き、流し網(うなぎ用)、「刺し網きよめ」(ワカサギ用)、「刺し網たけたか」(コイ・フナ用)、鵜縄(うなわ)、早春湖岸の一部に氷が残っている時期に行う漁「ごろ曳(ごろびき)」、やな、しじみジョレン、投網(とあみ)、四つ手網、冬の漁法「やっか漁」など多様な漁法があります。(「諏訪湖の漁業とさかなたち」から抜粋)。

氷の張った諏訪湖で行われた氷曳(こおりびき)漁法も紹介されています。

 

(5)諏訪湖周辺の食文化

諏訪湖の魚は、地域の食文化において重要な役割を果たしています。特に、ワカサギやうなぎは、諏訪エリアの名物として知られています。天ぷら、佃煮、甘露煮は代表的な料理です。また、うなぎは岡谷市で古くから消費されており、"うなぎのまち"として有名です。これらの魚は、地域の漁業と密接に関連しており、諏訪湖の自然環境と調和した食文化を形成しています。

 

(6)諏訪湖をめぐる取り組み

① 上記において冊子をご紹介した「諏訪湖クラブ」は、会長・沖野外輝夫(信州大学名誉教授)を中心に、「信州ネットSUWA」に参加するなど、諏訪湖周辺の環境・自然エネルギーに関わる問題などに取り組みながら、諏訪湖と周辺の暮らしを考える市民グループです。

② その活動の一つに長野県諏訪地域振興局が推進する「諏訪湖創生ビジョン」があります。

ビジョンの詳細は次からご覧になれます。

諏訪湖創生ビジョン/諏訪地域振興局

➂ 10月1日は「諏訪湖の日」です。

詳しくは、

10月1日は「諏訪湖の日」!/諏訪地域振興局

「諏訪湖の日」宣言文  を次からご覧になれます。

諏訪湖の日 10月1日 宣言文 suwakonohistatement

④ 小口太郎さんの青春

小口さんは「琵琶湖周航の歌」の作詞者です。

岡谷市広報 特集 太郎さんの青春 17736

 

 

 

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(ご参考)令和7年度「びわ湖の日・世界湖沼の日」特別企画~日本各地の湖沼で、こんな取組があります「諏訪湖編」~ は次からご覧になれます。

「びわ湖の日・世界湖沼の日」特別企画~日本各地の湖沼で、こんな取組があります「諏訪湖編」~ | みんなで、大津。

 

 

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