「みんなで、大津」開設記念フォーラム

企画提案者:みんなで、大津 実行委員会

「みんなで、大津」開設記念フォーラム【活動報告】

市民活動支援サイト「みんなで、大津」開設記念フォーラム実施報告

今年2月に開設した新しいサイト「みんなで、大津」が5か月を経過したので、この度、サイトの現状確認と今後の展開について情報を交換し相互の交流を促進するために、開設記念フォーラムを開催した。あわせて、サイトの周知度を向上させ、市民の関心を高め、新しい活動団体の参加を誘う機会とした。詳細は次のとおり。

日時:平成30年6月30日(土) 13:30~16:30

場所:大津市市民活動センター会議室

参加者:35名

内容:(1)第1部 「みんなで、大津」開設の趣旨説明

開講のあいさつを兼ねて「みんなで、大津」実行委員会の森口委員長が開設の趣旨と今日までの経過を説明した。

   (2)第2部 【基調講演】「これからのおうみの市民活動を考える」~大津版クラウドファンディング『みんなで、大津への期待』~

北村裕明氏(滋賀大学特任教授)を講師に招き、上記のテーマにて、基調講演があった。NPO研究や滋賀県における市民活動の指導に豊かな実績のある北村先生のご講演は、市民活動に関わっている参加者一同にとって、課題の整理や今後の活動の進路を考えるうえで、多くの示唆を得る機会となった。

また、現下の国の課題でもある地方創生政策における市民活動の重要性について指摘があり、これからの市民活動の課題を考えるとき「まち・ひと・しごと創生」という視点が大切であると説かれた。すなわち、地域づくりにおいて、市民性(地域運営への責任)と事業性(自立した事業運営)が重要であり、滋賀県における先進的な地域づくりは、おうみの人々の市民性と事業性に支えられて展開されてきた、と話された。そして「みんなで、大津」が大津における市民性と事業性を担う市民活動の発展に寄与する存在になるよう期待を示された。最後に地方自治体は、地域の人々の市民性と事業性とが発揮できる条件を整備する政策を展開する必要がある、とされた。

   (3)第3部 【企画紹介】「みんなで、大津」に企画を掲載している次の活動についてプレゼンテーションがあった。

真野ジュニアバドミントンクラブ30周年記念事業

NPO法人ライティング心と未来 びわ湖バドミントンスクール  伊佐恒範

美しい棚田と清らかな水・鮒で古代米の栽培

棚田・里山・古代米・鮒プロジェクト  冨田 豊

異才ネットワーク~発達凹凸の会~パンフづくり

異才ネットワーク  谷川 知

モンゴルで生ゴミ堆肥化と健康野菜作り

京滋モンゴル友好市民ネットワーク  柳原 勉

びわポタ・サイクリング2018~ガイドとびわ湖大津サイクルツアー

びわポタ・サイクリング  山本一男

人物でつづる幕末~明治期の大津 冊子づくり

いいね!大津~夢・観光  森口行雄

NPO法人あめんど 活動紹介

NPO法人あめんど  盛本智子

「おおつ市民共同節電所」(照明LED化推進)目録贈呈

NPO法人おおつ環境フォーラム エネルギープロジェクト  山 和孝

最後の⑧において、「みんなで、大津」クラウドファンディングで集まった寄付をもって、大津市子育て総合支援センター「ゆめっこ」の照明LED化のためLED蛍光灯23台を寄贈する目録の贈呈が行われた。